2007年10月16日火曜日

TBSが初音ミクを通じてオタクバッシング

Google Alertに初音ミクを登録してあるものの、もうアッコにおまかせしかこないよ。

TBSはいろいろなところで報道されている(ように思える)のですが、TBSには苦情は来ていないそうです。

TBSの苦情窓口
https://cgi.tbs.co.jp/ppshw/contact/0030/enquete.do

2chのTBS板なんかにはそういった情報がありませんね。
ていうか、これは新しい板とかなのでしょうか。
番組ch(TBS)@2ch掲示板今まででたニュースなど

ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/15/news008.html

ライブドア・キャリア
http://news.livedoor.com/topics/detail/3344459/

J-CAST
http://www.j-cast.com/2007/10/15012237.html

CNET-JAPAN
http://rblog-media.japan.cnet.com/0002/2007/10/post_4da0.html

ライブドア・スポーツ
http://news.livedoor.com/article/detail/3345392/


mixiにも出てます・・・が、ITmediaへのリンクみたいな感じでしょうか
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=316498&media_id=32

これだけ取り上げられていてテレビ局への苦情がゼロとは、DTMユーザーの良識の程が伺えます。
こういうことを騒ぎたてるのって、どっちかっていうとお祭り騒ぎ好きな、傍から見ると迷惑な人たちですからね。


Vocalooid2用のライブラリである初音ミクを製作した音源製作会社Cryptonのブログと、現在でのコメント数
まず、放送直後の段階で最新の初音ミクに対するページへ批判殺到
10月14日(540)

10月15日に出た謝罪(253)

VIPスレに降臨したtask氏の全発言

ここを読むと、ギャラはもらってなさそうです。
そんなことありえないと感じる人もいると思いますが、ごまかされて本当にもらってない可能性もあります。
task氏は悪い意味で人が良さそうです。

task氏の発言に、
>「僕が『抗議』をしないことによって迷惑を被る人」は存在しないでしょ。
>そうではなく「僕がいたことによって被害を被った人」が存在するのは認識してるけど

とあります。
何も動かなければ、確かに新たに迷惑をかける相手も発生しませんね。過去にかけた迷惑はかけっぱなしですが。

取材は元々はDTMの製作風景ということでしたし、画面以外あまり表に出さないでくれる可能性っていうのに期待してしまったのでしょう。また、スタッフもオタク文化に理解ある振る舞いをしていれば、うっかり"俺の嫁"などといってしまう可能性もあります。
好意的に番組を作ったとすれば、ずっと印象が違う番組ができたはずです。

以前、学校に行こう!の取材が私の通う学校に来たことがありました。未成年の主張か何かで。
その際、後で兄に、捏造とかあった?みたいな質問をされたのですが、微妙にあったようなないような・・・という感じでした。

詳しく言うと、まず主張の内容は番組側が把握しているということです。どういう内容を主張したいかを学校側に提出してその中から選ばれた人が主張をしたわけですが、その際、主張の構成なども直されたりしたでしょう。そして愛の告白などでは、相手が誰かも一応確認してはあるようでした。まあ、カメラもその瞬間を取らなきゃいけないですし。

先生(男)が女生徒から告白された例もあったのですが、放送されませんでした。先生断ってましたし。田舎の中学だったこともあって、3人告白して全員撃沈でした。

そのほか、全員で声を合わせて"なんでー?"とか、"だーれ?"とか言う場面では、学生側も実際放送されるような感じでノリノリで勝手に叫んでいたものの、一部"取り直し"が行われました。あちらのスタッフが各場面にふさわしいと思うコールを考え、それをもう一度全員で叫んだりしました。実際どちらが使われていたかは忘れましたが。私達の学校に関しては、コールの取り直しは全部の主張が終わってから、やや日が傾いてきたころに行われました。明るさなどを気にしながら見れば、微妙に違いに気付く部分があるかもしれません。

また、番組スタッフの、おそらくADあたりだと思われる若いお兄さんが、
「じゃあ、コールのれんしゅうしてみましょうか」
・・・
「おおっ、皆さんノリがいいですねー、いまのでもそのまま番組につかえちゃいそうですねー」
と上手にノセてきました。さすがプロですね。


初音ミクのほうにもどりますと、このスタッフの中でもオタクに理解があるというより、オタクとしか思えないようなスタッフが一人以上いたのかもしれません。
本物のオタクはそんな人柱をつくるために芝居をうったりしないでしょうが、中には自分はオタクではないと思っているオタクがいたりしますからね。おもしろいアニメなら見るけどオタクじゃないって言って、見てる番組がハルヒだったりうたわれるものだったりするのがそういった自分をオタクと認めない人の例です。そんなスタッフと会話していてtask氏も気が緩んでしまったのではないでしょうか。

また、上の全発言のなかには実際の番組の流れとして渡されていた資料が公開されています。
それと実際に放送された例を比較すると、"初音ミク"があくまでアイドルとして扱わるように変わっていって、本来、街でインタビューしている段階で"音楽ソフトですよ"というコメントが得られるはずが、task氏の家にいってから明かされるように変わっています。そして、ここでtask氏がまるで初音ミクを存在していると信じてる変態であるかのように扱う形に変わっています。

ところで、よくみればシナリオのほうでも、質問する相手は"(秋葉原の)通行人"とかではなく、"オタク"と明言されています。このへんから番組の意図を読み取っておいてほしかった(無理)。いや、もともと萌え系ルーキーワードとか、オタクの間で人気の・・・とか書かれている以上、ここにインタビュー対象"オタク"と出てきてしまうのは仕方ないか。

あと2曲発表予定だった曲というのは、和田アキ子の"あの鐘を鳴らすのはあなた"と"ドキドキ☆いもうとハァト"でしょうか。

ドキドキ☆いもうとハァトのほうは著作権関係で無理だったため、task氏は作りかけのオリジナル曲を急いで仕上げなくてはならなくなったらしいですが、これはなんというか、task氏のミスといえましょう。番組側も、和田アキ子の歌だけにするなどの手も残されていたでしょうに。(真面目に紹介する気が無い以上、どうしようもないですが・・・)

・・・task氏の資料小出しを批判する声もありましたが、上の全発言のページに出ている2枚で全てでしょう。
初め、明らかに中途半端にしか出していないにも関わらず、これ以外にはないと言っていたあたりから、2枚目をupして以降も、もっと挙げるべき関係資料がありそうにも思えてしまいましたが、2枚目に出てきたほうには初音ミクの紹介が始まる部分が含まれてますし、今回の件に関してはこれで十分といえましょう。


また、Cryptonのスタッフ(wat氏?)のほうは用意されていた原稿よりも無難なことを言っています。薄々、「このまま発言したらやばいんじゃ?」的なところは感じていたのではないでしょうか。

和田アキ子も、取材映像の右端に小さく出ている映像を見る限り、初めの頃はキモイって感じではなく、「えっ?こんなことがもう出来るの?」というような驚いた表情で映像を見つめています。task氏、どうして電波ソングを流そうとしたんでしょう・・・そこを変えない以上、どうしても結末は変わらなかった気もしますが、それでも前半までは結構好意的に受け入れられていたのではないでしょうか。

cryptonのスタッフの発言の時点で、なんかキモイ流れに持っていこうとしていることが感じられます。wat氏(?)は"漢の夢"の部分あたりを削ってしゃべっていましたが、この場面でBGMが突然途切れています。そのせいで、なんというか白けた雰囲気が漂い始めています。ただ"BGMを切る"という演出だけで、「そっかー!プロデューサーかー!(実際は誰もそんなこと考えてないが・・・)」な場面ではなく、「え?こんなんでつんくのまねしてるつもりなの?」みたいな情報操作ができてしまいます。テレビって怖いですね。

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