2009年11月22日日曜日

ChromeOSオープンソースで公開開始

Google ChromeOSをダウンロード開始 - Tom-Style
http://www.tom-style.net/mt/2009/10/google-chromeos.php

ChromiumOSって書かれてますが。
Debian Lennyからインストールを試みました。
完全に上手くいったわけではないものの、挑戦した記録。

Chrome OSに含まれるもの

・GNOME 2.24 desktop environment
・Google Chrome 4.0.223 web browser
・Google Picasa 2.7 photo manager New!
・OpenOffice.org 3.0 office suite
・GIMP 2.6 image editor
・Flash Player 10.0 plugin
・and much more!


Chrome OSの必要マシン条件

・Processor: Intel Pentium, Xeon それ以上 AMD Duron, Athlon, Sempron, Opteron それ以上
・RAM: 最低256 MB
・Hard disk: 最低1 GB
・Graphics card: supports most modern graphics cards


…ここに、
ビルドにHDD4~5GBの空き容量,インストールにはUSBメモリ4GB以上のものが必要

というのも付け加えておきます。

USBメモリに書き込むイメージはインストーラではなく、普通にchromeosとして起動するデータなのですが、ここからHDDにインストールする際は、1GBと言わずにすべてのデータが削除され、HDD1つをまるまる占有する形になりそうです。特定のパーティションにのみ入れ、他のOSとマルチブート環境にできるわけではなさそうです。
デスクトップPCで、複数台のHDDを載せているPCなら話は別なのですが。
(後日の追記)


USBメモリに一度OSイメージを書き込み、HDDへはそこからインストールするようなので、USBメモリとUSBメモリから起動可能な程度に新しいPCである必要があります。
USBメモリがどの程度容量を必要とするか書かれてませんが、現状4GBのものが必要です。イメージ自体は1GB以下なんですが、合計でおよそ3GBほどのスワップ領域、その他空っぽの領域を確保した状態でUSBメモリにインストールすることになるようです。
また、Chromium(ブラウザ)が必須とされ、そのソースのアーカイブは800MB、解凍すると2.9GB、ChromeOSのほうはアーカイブが250MB、解凍後は500MBとなります。 Chromiunのバイナリだけなら20MBほどで入手できます。
これらを使用した上で、USBメモリからブート可能なコンピュータ上に……1GBくらい必要なんでしょう。
実際、ビルドするためには、HDD容量は4~5GBほど必要でした。これはブラウザは20MBのバイナリを落としてきた場合の話で、chromiumを自力で構築する(できた)場合はもっと必要になります。
(ブラウザのほうは、一度バイナリができた段階でソースツリーを削除してしまえば容量の節約はできるでしょうが。)

Google Japan Blog: Google Chrome OS のご紹介
http://googlejapan.blogspot.com/2009/07/google-chrome-os.html
Googleの日本語のブログ現時点では情報なし
http://googlejapan.blogspot.com/
英語のページには書いてあるので、そちらを見る。
Official Google Blog
http://googleblog.blogspot.com/

ChromeOSのオープンソースプロジェクトを公開
Official Google Blog: Releasing the Chromium OS open source project
http://googleblog.blogspot.com/2009/11/releasing-chromium-os-open-source.html

Chromium OS オープンソースプロジェクト(The Chromium Projects)のサイト
http://www.chromium.org/chromium-os
ビルドの仕方
Getting and Building a Chromium-Based OS (The Chromium Projects)
http://www.chromium.org/chromium-os/building-chromium-os

インストール方法の説明。
情報は日々改善されていくので、新しい情報を随時確認していってください。とのこと

前準備
動くリナックス環境が必要
そこにルートでアクセスする権限がある(sudoを使っていくことになります)
ChromeOSをインストールするための数々のソフトウェア
LinuxBuildInstructionsPrerequisites - chromium - Prerequisites for building. - Project Hosting on Google Code
http://code.google.com/p/chromium/wiki/LinuxBuildInstructionsPrerequisites
Python,Perl,ライブラリなど

これらをubuntuに入れるためのスクリプトもあるが、こちらもより改善していく予定

Python >= 2.4
Perl >= 5.x
gcc/g++ >= 4.2
g++-multilib >=4.2
bison >= 2.3
flex >= 2.5.34
gperf >= 3.0.4
pkg-config >= 0.20
libnss3-dev >= 3.12
libasound2-dev
libgconf2-dev
libglib2.0-dev
libgtk2.0-dev
libnspr4-0d >= 4.7.1+1.9-0ubuntu0.8.04.5 (ubuntu0.8.04.1 causes duplicate dtoa references)
libnspr4-dev >= 4.7.1+1.9-0ubuntu0.8.04.5
msttcorefonts (Microsoft fonts)
freetype-dev
libcairo2-dev
libdbus-1-dev

Debian Lennyでは、gperfだけが少しだけ古く、freetype-devが見当たらないという感じです。他は大丈夫そう。
ライブラリは半分くらい入ってませんでしたので、apt-getでインストール
sudoの設定が必要になった場合は、/etc/sudersに
username ALL=(ALL) ALL
と書き加え、インストールに使うユーザーにsudoを使えるようにする必要あり。
また、ホスト名を解決できなかったので、
/etc/hostsに
192.168.1.1 pc1
と書き加える。

このpc1は、/etc/hostnameに書き込むことで決定される、自分のPC名と同じものを入力する。

LinuxBuildInstructionsPrerequisites - chromium - Prerequisites for building. - Project Hosting on Google Code
http://code.google.com/p/chromium/wiki/LinuxBuildInstructionsPrerequisites
OpenSUSE
Fedora
Arch Linux
Mandriva
のそれぞれで、必要なパッケージとそれを入れるためのコマンドが書いてある。

ソースの入手
http://sites.google.com/a/chromium.org/dev/chromium-os/building-chromium-os/getting-the-chromium-os-source-code
tarアーカイブで今の最新データを今回だけ入手する方法と、gitで更新を随時適用していける方法が用意されている。googleの開発チームと一緒にじっくり開発していくつもりの人はgitで
Method oneの下のtarballをクリックすればtar.gzのファイルが、Method twoに書いてある方法でgit-coreをダウンロードして必要なコマンドを打てばgitによるソースの入手ができる。
OSの構築
http://sites.google.com/a/chromium.org/dev/chromium-os/building-chromium-os/build-instructions

構築について詳しく、以下次のページにて。

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